自分だったら、それ使う?
先日書いたエントリ「ユーザー目線の勘違いを起さない5つのポイント」に若干関連するのですが、何かサービスを考えるときは「自分だったらどうするか」で考えてみれば良いと思うんですよ。例えば、前に「こういうサービスどう?」って聞かれたんですね。
目覚ましアプリで、目覚ましを好きな楽曲に設定できるんだけど、アラームを止めた瞬間にその日の天気やニュースが流れる。
これ「自分だったらどうするか」を考えてみましょう。
目覚まし鳴りますよね、
アラーム止めますよね。
その後は・・・、
時間がないから眠い目をこすりながらベッドから起き上がるか、あと5分寝ようってなるか、どっちかじゃないでしょうか。
起きた直後の寝ぼけ眼になっている状態で、いきなりその日の天気とかニュースを見る人はいないですよね。
ということで、たいていのサービスは、「自分だったらどうするか」で、ありやなしやを考えられると思います。逆に男性が女性向けのサービスを考える場合は、女性にありやなしやを聞けば良いのです。
前にコスメのサービスを考えていて「朝のメイク時間に、秀逸なUIでワンポイントメイクを学べるってどう?」というアイデアが出たのですが、これも女性に聞いたら即却下だと思うんですよね。朝のメイク時間なんて5分~10分くらいで急いでる人が大半ですから。
既存の行動導線に、どう食い込むかがカギ
ということでダメな例を出してきましたが、逆に「自分だったらどうするか」が最大限マッチしていると思うサービスが「studyplus」です。これは自分の勉強の進捗度を共有して、みんなで頑張ろうねっていうアプリなのですが、さて何が秀逸なのでしょうか。皆さんは、自分が例えば英語を勉強するとしたら、どうしますか?
たいていの人は、参考書を購入して、それに沿って勉強していくと思います。「studyplus」はこの行動導線に沿って、勉強の進捗度を共有するメンバーは「共通の参考書を所有しているメンバー」になっているのです。
しかも参考書という物さしは〇ページまでと定量的に消化量が分かりやすいので、進捗度の共有も一発です。この「人が〇〇をする時に、当たり前にやる〇〇」に差し込むというのがサービス普及のポイントだと思うんですよね。人の行動導線ってそう簡単に変わりませんから。
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