「〇〇が死に、〇〇が生き残った理由」という記事について

ロコンド

死んだよばわりされた靴販売ECロコンドが好調

去年の前半に靴販売サイト「ロコンド」の財務状況がヤバいというブログが話題になり、NAVERまとめが出来て、それをIT系の著名な人がツイッターで拡散してロコンドの社長さんとモメたりして、雰囲気的にはロコンド終了のお知らせみたいな空気感が漂っていました。

さっき「ロコンドがexiteと提携&さらに増資」みたいなニュースがあったので見てみたら、めっちゃ成長してるじゃないですか。

実はロコンドはサービスインの時からすごく気になっていました。それは、ロコンドが米のザッポスみたいに「靴返品無料!」という夢のコンセプトを掲げていたから!・・・ではなくて、TVスポットが超絶ダサかったから。

近藤正臣が「近藤です。ロコンドーです。」っていうCMが、その年のワーストCMオブザイヤーbyトリを受賞したので「なんだこのセンスないCMは!!!!」ということで気になってました。

初年度の営業利益14億の赤字からの復活

ロコンド3

で、初年度の財務状況は、先ほど書いたようにボロボロ。売上高8億5千万に対して営業利益は14億の赤字。粗利率も15%と他業種に対してかなり高い(っていうのは返品無料だから当然なのでしょうが)。
そこで冒頭のロコンドが死に、〇〇が生き残った理由みたいな記事に繋がるのですが、なんと2012年度は取扱高35億と前年の2倍以上、なんと粗利率も30%と倍になったそうです。(営業利益などの数字は分かりませんが、粗利率が倍に回復してるからだいぶ良いはず。)
ということで、現在はアパレルにも手を広げて4月~5月については、前同月比160%以上の成長しているようで、これからさらに成長出来るかという局面です。

2014年度までの取扱高の目標はこんな感じになっていて14年度には100億超えを目指すそう。

ロコンド2

で、今回思ったのが、立ち上がったばかりの事業やサービスの決算や財務が悪かったからと言って「〇〇が死に、〇〇が生き残った理由」っていう記事は止めた方がいいのではないかということ。
ちょっと前も「mixiが死に~」っていう記事がありましたけど、当事者側にしたら「まだ死んでませんから!」っていうことだと思います。

そんなこと言ったらAmazonだって、何回も死んでることになりますよね?そもそも巨額の投資をして改修までに4~5年かけてもいいとベゾスCEOが宣言しており、単年で見たらしょっちゅう赤字やら減益やらになってたわけですから。
長い長い過程において、財務状況が沈むというのはよくあることだと思います。実際のサービスの本質を見ないで「死ぬ」っていうのは言い過ぎだと思うんですね・・・。

耐えたロコンドさんもえらいですよね。

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