中年と若者のインターネットに対する意識が真逆すぎる件

インターネットで知らない人と会うのは信じられないー30代後半以降

IT業界ではない同世代の知人に「Twitterを介して出会った人が何人もいる」と言ったら、のけぞるくらい驚かれて、その後「本当に危ないから気を付けた方が良い。」と何回も念を押されたんですね。
きっとその人の脳裏に、かの件がよぎったのもあるとは思いますが、世代による理由が大きい気がしています。
IT業界の中でもエンジニアやクリエイティブの方はツイッターの活用が活発なので、過去にフォロワーさんに優秀なデザイナーの方を紹介していただいたこともありますし、フォロワーの多いエンジニアさんに頼んで、エンジニアさんをTwitterで募集してもらい、実際に何名かのエンジニアさんと繋がることが出来たことがあります。

私にとってTwitterはそのように仕事上のつながりで必要なツールなのですが、IT業界ではない同世代の知人にとっては、Twitterを使って知らない人と会うというのは、ぎょっとする事実なのです。
知人の主張は「もしも犯罪者であったらどうするのか。」というものだったのですが、事前に会う人のTwitterアカウントが見られるため、その人がどのような方はおおよそ分かるわけです。(およびエンジニアやデザイナーさんであれば自身のポートフォリオや制作してきたプロダクトなどを公開していることが多いので、クラウドワークスでマッチングするのとそれほど変わらない気もします。)

その人が変な人であるかどうかを、ツイッターのプロフィール、書き込み内容、ポートフォリオの有無などからジャッジ出来るかどうかもITリテラシーのひとつであると思います。
過去に2ちゃんねるのひろゆき氏が「嘘を嘘と見抜ける人でないとインターネットを使うことは難しい」と言っていましたが、それと同じようなことなのだと思います。

ということを知人に対して説明を試みたのですが、結局危ないの一点張りで終わってしまいました。ここで興味深いのが、インターネット上における繋がりについて、世代間での認識格差がものすごい気がしています。

現状30代半ば以降の世代は、一番過渡期を見てきた世代です。中学生のころにポケベル、高校生でPHS(っていう携帯電話もどきがあったんですよ)が流行し、そのあたりから爆発的にインターネットが普及して掲示板などのネットオタク向けのコミュニケーションツールが普及していきます。そして20代半ばになるころにmixiが流行し、匿名で知り合いおよび、知り合いの知り合いと繋がるというSNSの体験を一通りこなした後、実名SNSであるFacebookが普及しTwitterも日本で広まっていきます。
この世代でITにポジティブな層は、Twitterなどで同じようなクラスタの人たちつながる傾向がありますが、ITではない業界の人たちの多くは「ネットで知らない人と会うなんて」という層がやはり多いように思います。

この世代の中心にある考え方は、インターネットは知人や、知人の知人までとの交流に使うツールであり、Twitterはあくまでも情報を閲覧するためのツールです。
この世代の青春期におけるインターネットにおけるコミュニケーションは、2ちゃんねるなどに代表されるネット掲示板あたりから始まっているため、ネットにおけるコミュニケーションには何等か危ういものを含むという認識があるからかもしれません。

SNSでのコミュニケーションや情報発信に無防備すぎる若年層

逆に、今の若い世代20代中ごろまでの層を見ていると、振り子が反対側に振り切れたように見知らぬ人とのコミュニケーションが活発です。ある意味インターネットの負の面を認識していないように見えており、こちらから見ていると無防備すぎるように見えます。
例えば、Twitterの利用者はいくつかのクラスタに分かれますが、中高生のTwitterを見てみるとプロフィールに実名の他、所属する学校名や部活まで書いてあります。インスタやTwitterには自宅や自宅近辺と思われる写真も普通にアップロードしているので、悪意をもった誰かが特定しようと思えば特定可能です。

そして、自分がSNSに投稿した情報が世界に向かって公開されているという意識がないので、しばしば仲間内に向けたふざけた投稿(寿司屋で鼻に醤油さしをさす)などをTwitterに投稿したあげく、自宅や学校名を特定されるはめになります。

ちなみに、弊社が運営しているレシピアプリ「レシピット」でもニックネームの登録を行うのですが、十代はおそらくフルーネームで本名を入れる確率が高いように思います。

ということで、30代半ば以降の層はネットでの出会いに消極的(というか危険すら感じている)のであり、逆に10代前後から20代前半くらいの若年層はアクティブすぎて、大丈夫かなと思うような両極端の状況になっているのです。

ちなみに2005年以降の数年にかけて「前略プロフィール」というガラケーのサービスが流行っており、中高生が自分のプロフィールや恋愛事情を書き込んでいたといいます。今のTwitterの使い方と似たようなところがありますが、これが流行っていた層は現在20代半ば以降の年齢になっており、このあたりから自分の情報を公開することに抵抗の薄い若年層という形が出来上がっていたように思います。(当時のユーザーにとって、前略プロフィールは黒歴史と言われいますが、2013年に公開されて一時流行ったミックスチャンネルは、カップルのキス動画なども投稿されているので、それをはるかにしのぐ黒歴史になりそうですね。)

若年層にとっては、思春期から周りにあるツールを無邪気に使っているということだと思うのですが、やはり昨今の流れとかを見ると、教育の過程でインターネットやSNSのリテラシーについての何かを組み込まないと危ないのかなあという気がしています。

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