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女性向けファッションメディアの作り方〜見られる記事タイトルとは〜

先日こんな記事「Naverまとめ月間140万PVだった私が、ウケる記事ジャンルを伝授」を書いたのですが、続編ということで続きを書いてみます。

圧倒的に見られるジャンルはガールズ&ファッション

前回、見られる記事のジャンルは圧倒的にガールズ&ファッション系という話をしました。企業さんがオウンドメディアを立ち上げる際、このカテゴリに当てはまる企業さんだとアクセスが伸びやすいということです。アパレルさんや百貨店さんなどは、オウンドメディアによる集客がしやすいんですね。

今日は具体的にどういう記事構成にしたら良いかという事例を紹介してみます。まず、単純にアクセスを稼ぎたいのであれば、前回のマトリックス図に合わせて

・季節(トレンド)要因がある×SEOに強い

の記事を量産するのが得策です。ファッションそのものが季節(トレンド)要因があるコンテンツなので、ファッション系の記事はこの形で量産しつつ、その他は通期でアクセスの取れるガールズ系コンテンツ(ヘアアレンジ等)で補強するのが良いでしょう。

SEOに強いファッション&ガールズ系記事の作り方

それではSEOに強い記事の作り方の秘伝の味噌を公開します。まず、最も多くのアクセスを取れるのはこれです。

2016年春夏トレンドファッションのコーデ術

ポイントは【年数(2016年)】、【季節(春夏)】、【ファッション】、【コーデ】あたりのキーワードを仕込むことです。みんな検索する時に「2016年 春 コーデ」などと検索するわけです。この【コーデ】を【着こなし】にしたり、【最新】などのワードを追加したりして記事を量産していきます。

次にトレンドワードをフォローしていく

次に、今期のファッショントレンドのキーワードをピックアップします。ワードのピックアップに適しているのは、1次情報が載っているファッション誌やトレンドの元になっているパリコレ等の情報です。

2016年の春夏のトレンドキーワードをいくつか挙げてみるとこのような感じになります。

・スカーチョ(スカート風ガウチョパンツ)
・テロンチ(テロンとしたトレンチコート)
・ストライプ
・フェミニン

これらのキーワードを先ほど登場したワード【コーデ】や【着こなし】と合わせて記事を作っていきます。

「スカート風ガウチョパンツ「スカーチョ」のコーディネート術」
「テロンとしたトレンチコート、テロンチのコーディネート術」

といった風です。みんな「【トレンドワード】×【コーディネート(着こなし)】などで検索するからです。

オウンドメディアでファッション記事を作るには

これまで説明してきた原稿の作り方は、たくさんのアクセスが欲しい最大公約数の作り方です。オウンドメディアを作る場合は「こういう層に定期的に訪問してもらいたい」という見込み客を集客する必要があるため、もっと原稿のターゲットを定めてブランディングしていく必要があります。

例えば、20代後半〜30代前半くらいの少し大人な女性を集客したい場合を考えてみましょう。トレンドがフェミニンだっとしても、この年齢層の女性だとなかなかフェミニンなスタイルをし辛かったりします。となると、

「甘過ぎない。大人フェミニンなコーデ術」

という原稿だと「自分のための読み物である」と認識してくれ、それが積み重なれば「自分のためのメディアである」に昇華してくれるのです。

フラワーモチーフ(花柄)は、数年おきに春夏のトレンドに入りますが、フラワーモチーフの時点で「私には着れない」と思う層が一定量出てきてしまうトレンドです。
なので、以下のような原稿を用意しておくことで「ちょっと見てみようかな」を喚起できるんですね。

人気のフラワーモチーフ(花柄)を、甘さ控えめで大人可愛く着こなす
http://matome.naver.jp/odai/2139693802900213301

ということで、「女性向けファッションメディア」の見られる記事タイトルのポイントでした。

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もしも今、女性向けメディアを立ち上げるとしたら

ファッションのベーシック化によって、メディアは女性の最大公約数が取れるように

キュレーションメディアを見渡して最も上手くいっているのは、女性系のファッションメディアです。「MERY」とか「4meee! 」とか「Locari」とかですね。なぜ上手くいっているかといえば「女性系のキーワードは検索数がめちゃくちゃ多い」上に、習慣的に見るクセがつきやすいジャンルだからです。

先日女性誌が全般不調ながらも、30代向けファッション誌「CLASSY」は8年間で10万部も部数を伸ばして29万7千部に、40代向けファッション誌の「VERY」も同じく7万部以上部数を伸ばして31万1千部となったという記事を書きました

グラフ1

このあたりの年代の人たちは「雑誌世代の最後の世代」と言えるかもしれません。また8年くらい経ったら、この世代が後ろにスライドして40代雑誌、50代雑誌は部数を保っていると思いますが、この後の世代が続かないので20代、30代向けの雑誌は部数を減らしていくと思われます。

代わりに今の20代、30代は女性向けキュレーションメディアやコーディネイトアプリなどを参考にしていると思います。かつてファッション誌は年齢に加えて属性(赤文字系、青文字系、ラグジュアリー系)が細かく別れていたため、多種多様な雑誌が存在していましたが、今となってはファッション自体がベーシック化したため属性の差異がなくなってしまいました。それゆえ「MERY」などのファッションキュレーションは、女性の最大公約数を囲えているが故に成長し続けています。
ここに多少のブラックボックスがあると思っていまして、いくらファッションがベーシック化したといっても「MERY」や「4meee! 」は20代前半くらいの若年層寄りの印象を受けます。(ママ向けのメディアで「4meee! 」の仲間の「4yuuu」というのがありますが、可処分所得がある程度ある専業ママ的な印象を受けます。)
最近の30代あたりの女性の話を聞くとけっこう「何を着て良いのか分からない」という話をしていて、このあたりの働く女性ターゲットのファッションメディアを立ち上げれば、一定数のターゲットを囲えるのではないかなと思っています。
30代前半のあたりの女性は、パッケージングされたファッション誌に対する親和性が高いため「これはあなたのためのサイトですよ」的な世界観をWebで作ってあげれば、メディアをトップページから訪れてくれる優良な常連さんになってくれる可能性が高いのです。
プロモーションもFacebookページを用意して、年齢セグメントをかけて広告配信を行ないます。だいたい規模としては月間100万UU〜300万UUくらいまではいけるのではないかなと思います。

ということで今女性向けファッションメディアを立ち上げるとしたら、30代前半向けの女性ファッションメディアにセグメントして、常連さんになってもらうことを目指すなという話題でした。

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