SWOT分析なんていらない

ハンバーガー

自社の強みや弱みをマトリックスで分析するSWOT

マーケティングでよく使われていたSWOT分析というものがあります。以下のように自社(あるいは自社が抱えるサービス)をマッピングして戦略的に最適解を求めるものです。

S(Strength)=強み
W(Weakness)=弱み
O(Opportunity=機会
T(Threat)=脅威

swot 画像出展:http://ascii.jp/elem/000/000/056/56242/

例えば、街のハンバーガーショップがあったとして、以下のような分析が出来たとします。

S(強み)= 和牛100%のビーフパテと、有機野菜のアメリカンなバーガー
W(弱み)= 店が狭いので、待たせることが多い
O(機会)= ワンルームマンション建設による単身世帯の増加
T(脅威)= ハンバーガーショップが近隣に出店

この各項目を組み合わせて、戦略を練るわけです。例えばこんな感じになります。

WとTを組み合わせて=姉妹店を出店する
TとSを組み合わせて=他店との差別化を打ち出して有機野菜をアピール
WとOを組み合わせて=お持ち帰りバーガーを作る

SWOT分析が陥るワナ

一見正しそうなのですが、SWOT分析はもう使わない方がいいなと思います。この分析には、顧客の心理が欠けているからです。顧客が買いたいと思わなければ買ってくれませんが、マトリックス図からは、その視点が欠落しています。

さらに、S(Strength)=強みという項目がクセモノで、たいていここで出てきた自社の強みをどう活かしていくかという結論に落ちることが多いのです。

例えば、この分析を1990年代初めにフィルムの会社が行っていたらどうでしょうか

S(強み)= 高いクオリティのフィルム技術

という強みが出てきて、

W(Weakness)=フィルムの流通量が他社に比べて低い

みたいな弱みとセットになると

・流通チャネルを増やしてフィルムの流通量を底上げ

みたいな解答になります。しかし、それから数年以内にデジタルカメラが登場して、フィルムという市場そのものが縮小してしまい、変化に対応出来なかった米コダックは倒産しています。

SWOT分析では“これから訪れる破壊的脅威”を予想できない上に、“顧客のニーズと関係のない自社の強み”をプッシュしがちになるのです。前にブログでも書きましたが、行き先が不透明すぎる現在においては、SWOT分析ってもういらないんじゃないかなーという話でした。

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