時間と手間を短縮するために、商品はどんどん合体してきた件

「昭和の洋食 平成のカフェ飯: 家庭料理の80年 (ちくま文庫)」という本に書いてあったのですが、平成に入って合わせ調味料のシェアが伸びているそうです。昔は、いちいち出汁を取った後に味付けをしていた料理が、合わせ調味料1つあれば味が決まってしまうのですね。

これはひとえに、料理をする時間や手間を短縮した商品と言えます。合わせ調味料のように、昔は個別に売られていた商品が合体したヒット商品は、世の中に増えているように思います。
先ほどの調味料を含む食品の例でいうと、様々な野菜をカットした状態でパック詰めしたサラダミックスや、同じくフルーツミックスなどがあります。

調味料以外では、化粧品などにも合体してヒットをした商品があります。BBクリームです。BBクリームは、これ一本で化粧下地とファンデーションがカバー出来るという合体商品です。
これも合わせ調味料と同じく、時間と手間を短縮しているゆえにヒットしたと言えるでしょう。メーカー単体の話になりますが、ドクターシーラボのオールインワンゲルというのもありますね。

他にも、合体したことによりヒットした商品はないかなと考えてみましたが、そういえばリンスインシャンプーという、シャンプーとコンディショナーがセットになった商品がありました。しかし、今はリンスインシャンプーの姿は地方の温泉施設くらいでしか目にしません。これはおそらく、頭を洗い流すシャンプーと、うるおいを与えるコンディショナーの役割が相反するせいである気がします。
アパレルにも合体している商品があります。最近はトップスとボトムスを合わせたセットアップが人気ですが、セットアップもまた上下でセットで着てしまうことにより、コーディネイトを考えるという時間と手間を短縮しているように思えます。

ここまで書いていて気づきましたが、合体する商品は主に女性向け商材に多いようです。昭和から平成にかけては、女性の社会進出が進んでいる(割には、ワンオペ育児問題など家事育児のウエイトは圧倒的に女性が多い)ため、色々なものを合体させて時間と手間を短縮するニーズがあったのでしょう。

今後について考えると、アパレルについては全身コーディネイトをまるっと購入出来るなどのECのニーズがありそうです。ちなみに、食料品について言うと時間と手間を短縮する最大の方法は、お店で調理済のものを購入することですが、この中食市場は年々増加傾向にあります。2015年の中食市場は前年比4%増の9兆5881億円だったといいます。

ちなみに、時間と手間を短縮するために合体した商材というのは、情報産業にも深い関わりがありますね。キュレーションサイトはその最たるものではないでしょうか。さらに、AIというのも、個別に行っていた作業をAIに集約できる情報産業における究極の合体商品と言えるかもしれません。

出典:http://www.nikkei.com/article/DGKKZO14083170U7A310C1TI1000/



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