日別アーカイブ: 2017年3月1日

メディアに取り上げてもらえるプレスリリースを作る、実践的な5つの方法

サービスやプロダクトをリリースして以降は、プロモーションが要になってきますが、広告予算を割けない場合も多いわけです。ですので、プレスリリースを発表してメディアに取り上げてもらえれば、広告予算はプレスリリースの作成費用のみなので、美味しいことになります。
しかし、メディア側には多くのプレスリリースが配届くので、必ず乗る保証はありません。プレスリリースが乗りやすくなる5つの実践的な方法をご紹介します

その1:プレスリリース配信サービスを使う

プレスリリースを配信するには、PRTMESさんのようなプレスリリース配信サービスを使うか、メールでメディア媒体あてに1通づつリリースを送信するかの方法があります。この場合、断然配信サービスを使った方が掲載率が良いです。一度75媒体のメディアさん向けに1通づつリリースを送ってみましたが、掲載されたのはアプリレビューサイト、1サイトのみでした。(ちなみにアプリレビューサイトさんについては、アプリヴさんは取り上げてくれやすいのでレビュー依頼を出した方が良いでしょう。)

PRTMESのプレスリリース配信サービスを使うと、一回の配信につき300メディアに一斉送信できるほか、提携のメディアにそのままプレスリリースが転載されるため取り上げてもらいやすくなります。1配信ごとに3万円が掛かりますが、起業して2年以内であれば月に1回配信が無料になるプランもあります。

スタートアッププラン
https://prtimes.jp/startup_free/

その2:プレスリリースの記述のルールを守る

「載りやすいプレスリリースの書き方」的なネットの記事によく書かれている内容がになりますが、上記のPrtimesも無料登録をすると、プレスリリース配信についてのハウツーハンドブックをダウンロード出来るようになるので、一読しておいたほうが良いでしょう。個人的にこのへんのルールで最も重要なのは、以下2点に関する画像周りの準備をしておくと載りやすいかと思います。

・画像素材を多めに掲載する(読了率が上がる上に、素材があるので転載しやすい)
・高解像度の画像素材を用意する(別サーバーに格納して、ダウンロードリンクをつけても良い)

その3:一番載りやすいのはサービスをリリースする時

プレスリリースを出した時に、最も載りやすいのはサービスやプロダクトを発表した時のプレスリリースです。過去に複数回プレスリリースを出してみましたが、掲載率を見ても、キャンペーンの掲載時よりもサービスリリース時のほうが2倍くらい載りやすいようです。ですので、サービスやプロダクトの発表時にプレスリリースを打たないのは勿体無いということになります。

その4:記事として成立するプレスリリースにする

この点が、プレスリリースを配信する際に最も重要な点と言えます。メディアの記者の方々は、メディアに掲載するための「ネタ」を探しています。ですので、プレスリリース単体で記事のネタとして成立すれば、そのまま転載してくれる可能性が高まるのです。

例えば、弊社のiPhoneアプリ「アプリット」は、チャットで好みのアプリを聞くことの出来るサービスです。これをこのままプレスリリースにしようとすると、リリースのタイトルはこんな感じになります。

おすすめのアプリをチャットで聞ける「Applit(アプリット)」正式版リリース

これでは、まだ記事のネタとして弱いです。記事のネタとは、メディアの読者の方がそのメディアのひとつの読み物として楽しめる状態を目指します。つまり、読者目線で面白いと思える要素を仕込む必要があるのです。

ということで、記事のネタ的な視点を加えたあとのタイトル及びリリースがこちらです。

5割近くの人たちは、アプリをネット検索で見つけている!?おすすめのアプリをチャットで聞ける「Applit(アプリット)」正式版リリース

https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=21436&release_id=4&owner=1

この「5割近くの人たちは、アプリをネット検索で見つけている」という小ネタが、メディアに掲載された転載された場合に「ああ、そうなんだ」という読者の「へえ」を誘うトリガーになっているのです。小ネタの入れ方のコツとして、配信したいニュースソースの関連情報で「へえ」を誘えるような意外性のあるネタがないか探す事です。そして、そのネタを冒頭に挿入する事によって、メディアサイドの人には目に留まりやすくなりますし、実際にメディアに載った場合も読了してもらえる率が高くなります。

その5:メディア記者の方がサービスを使う事に備える

メディア記者の方がプレスリリースに運良く目を留めてくれた場合、そのままプレスリリースを転載するかカスタマイズして記事を書いてくれる場合と、実際にサービスを使ってみてレビュー記事を使ってくれる場合があります。プレスリリース配信後3日以内は、メディア記者の方がサービスを使ってくれることを想定した方が良いでしょう。そこで、不具合があった場合は、掲載を取りやめる可能性もあるわけです。

先ほどのリリースを打った2日後に、AppBankさんがアプリを紹介してくれました。この記事でも「質問をしてからの回答が早い」点を取り上げて頂いていますが、裏側では質問が来てからすぐ回答を返せる仕組みを整えておく必要があります。プレスリリース配信後数日は、サービスの特徴が上手く伝わるように特に体制を整えておいたほうが良いでしょう。

iPhoneの使い方からアプリのレビューまで細かい情報をチャットで教えてくれる!
http://www.appbank.net/2016/11/11/iphone-application/1275410.php

というわけで、プレスリリースに載るための5つのポイントをご紹介しました。次回はより実践的なプレスリリースの組み立て方を紹介してみようと思います。