日別アーカイブ: 2013年6月12日

LINEがなぜ流行ったかという、最後の考察

LINE

LINEをインストールすると500円もらえた時代

アップルのWWDCが話題になっていますが、なぜLINEが流行ったかを最後に考えてみたいと思います。LINE流行の要因を考えるという周回遅れにもほどがある話題をなぜ考えていたかといえば、どこかで書きたいと思いつつ、機会を逃してしまったからです。

私がLINEをインストールしたのは、2011年の夏でした。多分リリースしてから1、2カ月くらいだった気がします。その頃、LINEではモニターを10万人募集していて、LINEをインストールしてアンケートに答えるとAmazonギフト券500円をもらえるキャンペーンを実施中でした。
LINEをインストールしてアンケートに答えるだけで、500円ですよ!?今では考えられないことですが・・・。

で、ふと思い立ってLINEをインストールした際に、友達一覧のリストに表示されたのは3人くらい。そのうちの一人は、地元のヤンキーの子でした。そこで交わした会話が以下のような感じです。

トリ(私のこと)「なんでLINEをインストールしたの?」
ヤンキー友「なんか、地元のともだちがみんないれてるから、便利だからいれろって」
トリ「へー、何人くらい?」
ヤンキー友「10人くらいかなー。」
トリ「どうやって使ってるの?」
ヤンキー友「みんな仕事終わったら今日どうする?みたいな感じでLINEで場所決めて飲みに行ったり」

「WEBはグループで進化する」という本があるのですが、何かモノゴトが広まる過程では、ある特定のグループに伝わり、そこから外のグループへと波及するということが書かれています。特にチャットアプリは通信ツールなので「連携が密接な特定グループ」に使われることがとても大事です。で、ここで思うのが

連携が密接な特定グループ=地元のヤンキー仲間

という方程式にはまると思うんですよね。

このサービスを広めるイノベーターは誰か?

何かが普及するときに、イノベーターからはじまり、アーリーアダプターにいき、アーリーマジョリティに広まるというマーケティングの定説がありますが、イノベーターを細分化すると以下の種類があるんじゃないかと。

・おされな人(アート関係とか、ファッション関係とか)⇒mixiをはじめたのはこのへんか
・IT業界の人⇒ITサービスに飛びつけど、その後は広がりにくい
・若年層⇒FacebookとかTwitterとか
・ヤンキー(ギャル)⇒LINE、デコメ、ブログ

ヤンキーのグループは、つながりが密接で仲間内の情報の伝播が早いので、マーケ的にもう少し注目されて良いと思う次第です。